豊国男の日記

日常生活の中で、考えついたことを綴ります。テーマは雑多な分野に及びます。

不満があっても声を上げなければ、何も変わりません

舛添東京都知事が辞職を表明しました。
東京では、猪瀬前知事に続き、2代続けて政治資金がらみの知事辞職です。

 

このあたりで、いいかげん気づきましょう。
テレビで有名な方であっても、政治家として適任かどうかは別問題です。

 

もっとも、有権者も甘く見られている節はあります。
「著名人であれば票は取れる」との政党の思惑に、まんまと乗せられているわけですから。

 

東京都民の皆様、ぜひ次回は熟考の上、良い知事を選んでください。

 

話は変わりまして、「声を上げること」についてです。
昨年の安保法制以来、各地でデモが数多く行われています。

 

しかし、こうした動きに対して、「あんなことして何になる」などと、冷めた見方をする人が少なくありません。

 

確かに、デモをしたからすぐに何かが変わるわけではありません。
ところが、不満を持つ人たちが何も声を上げなければ、その不満は気づかれることさえありません。

 

待機児童の問題にしても、一人の主婦が匿名ブログで声を上げたことが、あれだけ大きな反響を呼んだことは記憶に新しいところです。

 

もう少し身近な例でいえば、気になる異性がいても、自分から声をかけなければ何も始まりません。その方から声がかかることを待っているだけでは、よほどの奇跡でも起きないがぎり、事態が進展することはないでしょう(こちらの例のほうが、腑に落ちる方は多いかもしれませんね)。

 

まもなく参院選が行われます。
私たちの声を国政に届けるチャンスです。
このチャンスを有効に活用できるように、賢い有権者になりましょう。