豊国男の日記

日常生活の中で、考えついたことを綴ります。テーマは雑多な分野に及びます。

格差社会を生き抜くために

当ブログ、約1年ぶりの更新です。

かなりサボってしまいました。

今後、また少しずつ更新していきます。

 

今日は815日、終戦記念日で、お盆です。学生さんは夏休みで、働いている方々も今お休みという方は多いのではないでしょうか?

 

お盆のときは、故郷に帰省される方も多いと思います。

毎年、今の時期には新幹線も高速道路も大混雑になるのは、その証拠です。

 

故郷に帰省しますと、旧友に会うという方も多いでしょう(管理人もそうです)。

管理人は今40代半ばですが、このくらいの年齢になると、同級生同士の間でも様々な差が目につくようになります。

 

一昔前は、40代半ばといえはほとんどの人が家庭を築き、子供は中学生か高校生くらい、というのが世間一般の相場だったと思います。

しかし今や、40代でも未婚という人は男女問わず珍しくありません。

また、子供がいる人でも、その子供の年齢はバラバラで、40代で20代の子供がいる人もいれば、子供が生まれたばかりという人もいます。

 

職業でも、かつては40代でアルバイトという人はほとんどいなかったのでしょうが、非正規雇用が働く人の4割に及ぶ現在、40代でもフリーターという人は珍しくなくなりました。

 

雇用形態が多様化すれば、それに伴って収入格差も大きくなります。

実際、40代で年収200万円という人の話が週刊誌などでも取り上げられていますが、もはや驚くことでもなくありふれたものになっています。

中高年で未婚の人が増えたのも、この収入格差が大きな要因であることは疑いありません。

実際、同年齢層であれば、収入の低い人(特に男性)ほど既婚率が低いのは、各種の調査で明らかになっています。

 

本当に、夢のない時代です。格差社会の底辺にとどまると、「食うのがやっと」の日々であり、しかもその生活が延々と続くことになります。

 

では、こうした社会で、私たちはいかに生きるべきでしょうか?

 

まず第一に、「現実から目をそむけない」ことです。

どんな崇高な理念を唱えたところで、人間が生きていくためにはお金が必要です。

低収入の職業に就いてしまえば、ごく限られたお金しか得られません。

 

お金を得るためには、収入の良い職業に就く必要があります。

収入の良い職業に就く一番の近道は、良い大学を卒業することです。

そのためには、子供のときから学習する習慣を身につけるのが不可欠です。

 

学習することは、大人にも必要です。

わかりやすい例では、今の時代、就職先が不幸にしてブラック企業だったという話は人ごとではありません。

このような場合でも、労働法の知識があれば、そのブラック企業から残業代をきちんと取れたり、違法な解雇に対しては法的に訴えるという手段が取れます。

 

次に、「自分の頭で考える習慣をつける」ことです。

例として、高校生が進学先を選ぶに当たって、教師や親の意見を聞くのは大事ですが、それだけに頼るのは危険です。

特に教師の場合、進路を考えるのは一人の生徒に対してだけではありません。また、しょせんは他人ですから、仮にその生徒が進学してから困ることになっても、教師にとってはさほどの害はありません。

 

しかし、大学まで卒業して職にあぶれれば、その当人にしてみれば人生が狂います。多額のお金をかけて、若いときの4年間を費やしたあげく、底辺の職に就くことになれば、まったくの徒労になります。

そのようなことを避けるためにも、「その大学からどのような就職先があるか」については、厳しすぎるくらいの目で見て、慎重に選ぶべきです。

 

大人にとっても、「自分の頭で考える」ことは必要です。

大人になれば、どんな職業に就くか、結婚すべきか否か、子供を作るか否かなど、人生を左右する大きな選択に幾度も直面します。その際、きちんと考えて出した結論と、「なんとなく」出した結論では、精神的な満足の度合いがまるで違うのは、火を見るより明らかです。

 

「現実ときちんと向き合い」、「自分の頭で考える」ことができれば、この厳しい格差社会でも生き抜けるように思います。

 

皆様は、どのようにお考えでしょうか?