豊国男の日記

日常生活の中で、考えついたことを綴ります。テーマは雑多な分野に及びます。

ブラックな職場からは、即刻逃げましょう

仙台市の大学生が、アルバイト先で賃金の未払いや、店の赤字の補てんまでさせられたことで、仙台地裁労働審判を申し立てたニュースがありました。
最近すっかりおなじみになった、「ブラックバイト」の問題です。

 

不幸にしてこのような職場に入ってしまった場合、一刻も早く逃げ出すことが肝心です。アルバイト先を訴えるようなことは、後で専門家に相談してから考えればよいことです。

 

第一、このようなアルバイトを続けていれば、「骨折り損のくたびれ儲け」になるだけです。賃金も支払わないという悪質な職場に、話し合いの余地などありません。
気が付いてすぐに逃げ出せば、傷も浅くてすみます。続けていたところで、何も得るものはありません。

 

こうした問題で一番やっかいなのは、「実態は入ってみるまでわからない」ことです。
面接の際に説明されたことが、まったくのデタラメだったという話も、残念ながらあることです。

 

また、こうした被害に遭ってしまった場合、泣き寝入りはしてはいけません。
悪事を働く輩とは、きちんと戦うべきです。さもないと、また別の被害者が生まれてしまいます。世のため人のために、強い気持ちを持ちましょう。

 

幸い今は、ブラック企業・ブラックバイトの問題が世間に広く知られるようになったことで、インターネットで少し検索すれば、労働問題に取り組む弁護士さんやNPO団体がみつかります。もちろん、労働基準監督署も忘れてはいけません。

 

雇用の劣化は日増しに進んでいます。そうした流れをくい止めるためにも、決して泣き寝入りはすべきではありません。